ブータンについて
ブータン王国はインドと中国のチベット自治区の間に位置しています。竜神の住む地と言われるブータンは面積47,000平方km、ユニークでエキゾチックな国です。南部には、巨大な階段状の細長い土地が、そして北部地帯には標高300mから7,000mまで達するヒマラヤ地区があります。
雄大な山岳地帯やジャングル、そして新鮮な空気と明るい人々、ブータンは旅行者にとって変化に富んだ魅惑の国です。その美術、建築、文化そして宗教などの観点からも興味深い国と言えます。旅行者は牧歌的な景色やユニークなライフスタイルを眼にすることでしょう。家々はキラキラとした飾りの窓枠、そしてこけら板で屋根を葺いてあります。緑の水田、カシやシャクナゲの森、ヤクの放牧などは必ずや訪問者の心をとらえると思います。
ブータンの言語はゾンカ(Dzongkha)語です。ブータン人は自らをドゥックパ(Drukpas)と呼んでいます。そして大乗仏教のタントラ教が公的な宗教である世界でも唯一の国であります。